結論
- 費用:約25,000円(工具代約15,000円含む)
- 作業時間:約3時間
- 走行距離:約19万km
- 初めての下抜き+オイルフィルター交換だったが、大きなトラブルなく完了
今回は、エクストレイルDNT31ディーゼルのオイル交換をDIYでやってみました。
走行距離は約19万km。
使用したオイルは、日産純正クリーンディーゼル用オイルです。
実はDIYでのオイル交換自体は、今回が完全な初めてではありません。
去年、時間がなかったときに、上抜き用のオイルエキストラクターを買って一度だけオイル交換をしたことがあります。
ただ、そのときはオイルフィルター交換まではせず、上からオイルを抜いて入れ替えただけでした。
今回は、時間を取って下抜きでオイルを抜き、オイルフィルター交換までやってみました。
整備に慣れている人からすれば「そんな工具も持ってなかったの?」と思うものもあるかもしれません。
ただ、今回は初心者がDIYでオイル交換を始めるために、必要だと思ったものを一通りそろえました。
今回準備したもの・必要工具

まず、今回のオイル交換に関係して準備したものをまとめます。
去年の上抜きオイル交換で購入したものと、今回の下抜き+オイルフィルター交換で購入したものに分けました。
去年の上抜きオイル交換で購入したもの
| 種類 | 用意したもの | 用途 | 価格 | 購入先・備考 |
|---|---|---|---|---|
| 工具 | オイルエキストラクター 6L(上抜きポンプ) | 上から古いオイルを抜くため | 6,600円 | アストロプロダクツ |
| 工具 | オイルジョッキ | 新しいオイルを入れるため | 1,089円 | アストロプロダクツ |
| 消耗品 | オイル処理ボックス 4.5L × 2個 | 抜いたオイルを処分するため | 451円 × 2個 | アストロプロダクツ |
| オイル | 日産純正クリーンディーゼル用オイル 20L | エンジンオイル交換用 | 16,670円 | PayPayフリマ |
去年は時間がなかったため、オイルエキストラクターを使って上抜きでオイル交換をしました。
オイルエキストラクターは、上抜き作業には便利です。
ただ、下抜き+オイルフィルター交換を毎回行う場合は、結局は下回りの作業が必要になります。
その場合、オイルも下から抜けばよいので、オイルエキストラクターは必須ではありません。
自分の場合は、まず上抜きで一度やってみたことで「自分でもオイル交換はできそうだ」と感じられました。
一方で、最初から下抜き+オイルフィルター交換までやるつもりなら、オイルエキストラクターは買わなくてもよかったかもしれません。
ただし、今回の作業では最後のオイル量調整にオイルエキストラクターが役に立ちました。
入れすぎたときに上から少し抜けるので、微調整用としては便利です。
今回の下抜き+オイルフィルター交換で購入したもの
| 種類 | 用意したもの | 用途 | 価格 | 購入先・備考 |
|---|---|---|---|---|
| 部品 | 銅ワッシャー 30枚入り | ドレンボルト部分のオイル漏れ防止 | 699円 | 1枚あたり約23円 |
| 部品 | クリップ(カプラー)30個入り | アンダーカバー等の固定用 | 550円 | 破損・紛失対策 |
| 部品 | オイルフィルター | オイルフィルター交換用 | 1,980円 | 今回交換 |
| 工具 | トリムクリッププライヤー | クリップを外すため | 1,298円 | 時短のため購入 |
| 工具 | 1/2DR ラチェットハンドル 108T | 27mmソケット用 | 2,882円 | 今回購入 |
| 工具 | 1/2DR 27mmソケット | オイルフィルターケース脱着用 | 660円 | フィルター交換に使用 |
| 工具 | 9.5mmラチェットハンドル | ドレンプラグ作業用 | 1,180円 | 今回購入 |
| 工具 | AP 3/8DR ドレンプラグソケット 8mm | ドレンプラグを外すため | 858円 | DNT31ディーゼルでは必須 |
| 道具 | ジョウゴ | 新しいオイルを入れるため | 484円 | あふれ防止 |
| その他 | 手袋 | 手の汚れ防止 | – | あると安心 |
| その他 | ダンボール | 車体下に寝転んで作業するため | 0円 | 土の庭では現実的 |
| その他 | ジャッキ | 車体を上げる補助 | – | 補助的に使用 |
今回追加で購入したものの合計は、手袋・ダンボール・ジャッキを除いて 10,591円 でした。
整備に慣れている人なら、ラチェットやソケット類、クリップ外しなどはすでに持っているかもしれません。
ただ、自分の場合は持っていない工具も多かったため、今回のオイル交換に合わせて一通りそろえました。
費用の考え方
DIYでオイル交換をする場合、初回は工具をそろえる必要があるので、1回だけ見ると意外と安く感じないかもしれません。
今回購入していた日産純正クリーンディーゼル用オイルは20Lで16,670円でした。
1Lあたりにすると、
16,670円 ÷ 20L = 約834円
今回、実際に使ったオイル量を約7Lとして計算すると、
約834円 × 7L = 約5,835円
となります。
前回の上抜き時に買った工具・用品、今回追加で購入した工具・部品、そしてオイル7L分で考えると、合計はおよそ 25,000円 ほどです。
昨年夏にディーラーでオイル交換とオイルフィルター交換をしたときは、2万円弱かかりました。
今はオイルも値上がりしているので、同じ作業を依頼すればもっとかかるかもしれません。
ただし、DIYの初回費用には工具代が含まれています。
オイルエキストラクター、ラチェット、ソケット、トリムクリッププライヤーなどは、次回以降も使えます。
そのため、今回の金額は「1回分の作業費」というより、DIYでオイル交換を始めるための初期費用と考えた方がよさそうです。
次回以降、主に必要になるものは、オイル、オイルフィルター、オイル処理ボックス、ドレンワッシャーあたりです。
工具がそろっていれば、次回以降は費用を抑えられると思います。
作業前の準備:車体を上げて作業スペースを確保する
まずは作業スペースの確保です。
エクストレイルDNT31はSUVとはいえ、そのまま下に潜って作業するのは難しいと思います。
自分の場合、ジャッキアップした車体の下に上半身を入れるのが怖かったので、前輪をコンクリートブロックに乗り上げたうえで、ジャッキアップは補助的に使う形で作業しました。
ただ、これは正直おすすめしません。
実際に乗り上げた際、コンクリートブロックの端が欠けたり、かなり大きく破損したりしました。
車体の重さがかかる部分なので、ブロックが割れると非常に危険です。
自分の場合は大きな事故にはなりませんでしたが、やってみて「これはやめた方がいい」と感じました。
作業スペースを確保する必要はありますが、コンクリートブロックではなく、車用のカースロープやリジットラックなど、車体を支えるための専用品を使った方が安全です。
また、ジャッキだけで車体を支えた状態で下に潜るのも危険です。
車体下に入る作業は危険を伴うため、安全確保を最優先にしてください。
今回は「自分はこうやった」という記録として書いていますが、同じようにコンクリートブロックで作業することはおすすめしません。
寝板ではなくダンボールを使った理由
車体の下で作業する道具として、台車のような寝板もあります。
ただ、今回は寝板ではなく、ダンボールを敷いて作業しました。
理由は、寝板を使うとその厚みの分だけ、さらに車体を高く上げる必要があると思ったからです。
自分のように車体の下に潜ること自体に慣れていない場合、必要以上に車体を高く上げるのも怖いところがあります。
さらに、自宅の作業場所はコンクリートの整備工場ではなく、庭の土の上です。
寝板はキャスターで転がる前提の道具なので、土の上では使いにくいと思います。
今回は友人から「寝板よりダンボールを敷いた方がいい」と言われて、実際にダンボールで作業しましたが、特に問題はありませんでした。
地面に直接寝転がらずに済みますし、服の汚れもある程度防げます。
オイルが少し垂れたときの汚れ防止にもなります。
もちろん、ダンボールは車体を支えるものではありません。
車体を上げるためには、カースロープやリジットラックなどの専用品を使うべきです。
ただ、下に敷いて作業するだけなら、今回のような自宅DIYでは、寝板を買わなくてもダンボールで十分だと感じました。
アンダーカバーを外す
作業スペースを確保したら、次にアンダーカバーを外します。
エクストレイルDNT31ディーゼルの場合、オイルフィルターを交換するにはアンダーカバーを外す必要がありました。
一部だけめくって作業できれば楽なのですが、自分がやった範囲では、アンダーカバーを全部外さないとオイルフィルター交換は難しいと思います。
ここで注意したいのが、アンダーカバーを固定しているクリップのサイズです。
最初はクリップ(カプラー)を1種類しか準備していなかったのですが、実際に外してみるとサイズが2種類ありました。
今回確認した範囲では、大きい方が5つ、小さい方が9つで止まっていました。
結果的には、大きい方のクリップに破損や欠損がなかったため何とかなりましたが、事前に準備するなら2種類ある前提で考えた方がよさそうです。
また、車体下のバンパー部分にも、本体との接続にクリップを使う場所がありました。
こういう部分は、工場に任せっぱなしだとなかなか見ることがありません。
ちなみに今回見てみると、その部分のクリップは1つも付いていませんでした。
走行中に外れたのだと思いたいところですが、実際のところは分かりません。
こういう「え、ここ止まってないの?」という発見があるのも、自分で整備してみて初めて分かることだと思います。
なお、クリップ外しにはトリムクリッププライヤーを使いました。
マイナスドライバーなどでも外せないことはないと思いますが、クリップの数が多いので、エクストレイルDNT31ディーゼルでDIYオイル交換をするなら、時短のためにも買っておいてよかった工具です。
ドレンボルトを外してオイルを抜く

アンダーカバーを外したら、次はドレンボルトを外してオイルを抜きます。
エクストレイルDNT31ディーゼルのドレンボルトには、8mmのドレンプラグソケットを使いました。
ドレンボルト側が四角いメス形状になっており、普通のソケットやレンチでは対応できません。
そのため、DNT31ディーゼルで下抜きオイル交換をするなら、8mmのドレンプラグソケットは購入必須だと思います。
今回は事前に上抜きでもある程度オイルを抜いていたので、ドレンボルトを外したときのオイルの出方はそこそこの勢いでした。
オイル処理ボックスの位置を合わせておけば、想定内の出方でした。
ただし、最初から下抜きする場合は、もっと勢いよく出る可能性があります。
初めて作業する場合は、オイル処理ボックスの位置を少し余裕をもって調整しておいた方が安心です。
ドレンボルト自体は、思っていたよりもすんなり緩みました。
オイルが抜けきるまでしばらく待ち、その間にドレンプラグやワッシャーの状態を確認しました。

オイルフィルターを交換する

次にオイルフィルターを交換します。
オイルフィルターのカバーは、27mmのソケットを使って外しました。
ここでもオイルが漏れてくるため、事前に下へオイル受けを置いておいた方がいいです。
自分の場合も、フィルターカバーを外したときにオイルが漏れました。
オイルフィルターにはOリングも付いていたため、フィルターと一緒に交換しました。
古いOリングを外し、新しいOリングに付け替えてから戻します。
注意したいのは、オイルフィルターのカバーが樹脂製であることです。
金属部品の感覚で強く締めすぎると破損する可能性があるため、締めすぎには注意が必要だと思います。
今回は初めてのフィルター交換でしたが、27mmソケットとオイル受けを準備しておけば、作業自体は進められました。



新しいオイルを入れる

オイルを抜き終わり、オイルフィルターも交換したら、新しいオイルを入れます。
エクストレイルDNT31ディーゼルの場合、取扱説明書によれば、オイルフィルター交換時のオイル量は 7.4L となっています。
ただ、最初から7.4Lを一気に入れるのは怖かったので、自分はまず合計7Lまで入れて、そこからオイルレベルゲージで確認することにしました。
今回使ったオイルジョッキは3Lのものです。
そのため、次のように3回に分けて入れました。
| 回数 | 入れた量 | 累計 |
|---|---|---|
| 1回目 | 3L | 3L |
| 2回目 | 3L | 6L |
| 3回目 | 1L | 7L |
3Lを2回入れたあと、3回目は合計7Lになるところまで入れて、いったんオイル量を確認しました。
また、知り合いから「オイルを入れる点検口が狭いので、あふれに注意した方がいい」と言われていました。
実際、勢いよく入れるとこぼしそうだったので、ジョウゴを使ってゆっくり入れました。
これでオイルをあふれさせずに入れることができました。
オイル量を確認して調整する
オイルを入れた後は、エンジンをかけて漏れがないか確認しました。
ドレンプラグ周辺、オイルフィルター周辺を確認し、オイル漏れがないかを見ます。
その後、少し時間を置いてからオイルレベルゲージで量を確認しました。
ただ、ここでも苦労しました。
エクストレイルDNT31ディーゼルのオイルレベルゲージは、自分にはかなり見にくく感じました。
最初はオイルがどこまで付いているのか分からず、何度も抜き差しして確認しました。
結果的に、オイル量は何回か調整しました。
このとき役に立ったのが、去年買っていたオイルエキストラクターです。
下抜き+オイルフィルター交換を毎回やるなら必須ではありませんが、オイルを入れすぎたときに上から少し抜けるので、量の微調整には便利でした。
オイル交換そのものよりも、最後のオイル量確認と調整の方が、初心者には少し難しく感じるかもしれません。
作業時間は約3時間。次回はもっと短縮できそう
今回の作業時間は、だいたい3時間くらいかかりました。
ただ、作業そのものがずっと難しかったというより、最後のオイル量チェックでかなり戸惑ったのが大きかったです。
オイルレベルゲージが見にくく、何度も確認と調整を繰り返しました。
一度やって流れが分かれば、次回はもっと時短できると思います。
アンダーカバーの外し方、クリップの種類、ドレンプラグの工具、オイルフィルターの外し方、オイル量の確認。
初回は一つずつ確認しながら進めるので時間がかかりますが、次回は迷う部分がかなり減るはずです。
店に頼めば、当然もっと早く終わります。
でも、自分でやってみた感想としては、イヤイヤ、面白い。この一言に尽きます。
工具をそろえたり、車体の下に潜ったり、オイル量の確認で戸惑ったりと、手間はかかりました。
それでも、アンダーカバーのクリップの状態に気づいたり、車の下回りの構造を見られたり、工場に任せているだけでは分からない発見がいろいろありました。
今回やってみて、オイル交換は今後も自分で継続していきたいと思いました。
まとめ
今回は、エクストレイルDNT31ディーゼルのオイル交換をDIYで行いました。
去年は上抜きだけで済ませましたが、今回は下抜きでオイルを抜き、オイルフィルター交換までやってみました。
初回は工具をそろえる必要があるため、費用だけを見ると大きく見えるかもしれません。
ただし、工具は次回以降も使えますし、一度作業の流れが分かれば、次からはもっとスムーズにできると思います。
今回やってみて特に感じたのは、次の点です。
- DNT31ディーゼルの下抜きには8mmドレンプラグソケットが必要
- オイルフィルター交換には27mmソケットを使った
- アンダーカバーを外すならトリムクリッププライヤーがあるとかなり楽
- コンクリートブロックで車体を上げるのはおすすめしない
- 自宅DIYなら、寝板よりダンボールの方が現実的だった
- オイルレベルゲージは見にくく、量の確認に少し戸惑った
- オイルエキストラクターは下抜きでは必須ではないが、オイル量の微調整には便利
整備に慣れている人からすれば、当たり前のことも多いかもしれません。
それでも、自分でやってみると、車の下回りやクリップの状態など、店に任せているだけでは分からない発見がありました。
節約だけで考えると、初回は工具代もかかります。
でも、自分の場合は、やってみて普通に面白かったです。
エクストレイルDNT31ディーゼルのオイル交換。
自分の場合は、こんな感じでした。


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